診療科・部門

認知症疾患医療センター

診療表

初診
    • 本田 和揮
      (神経精神科)
    • 宮川 雄介
      (神経精神科)
    • 津野田 尚子
      (神経精神科)
  • 植田 光晴
    (脳神経内科)
  • 本多 由美
    (脳神経内科)
  • 休診
  • 水谷 浩徳 (脳神経内科)
再診
    • 本田 和揮
      (神経精神科)
    • 宮川 雄介
      (神経精神科)
    • 津野田 尚子
      (神経精神科)
  • 植田 光晴
    (脳神経内科)
  • 本多 由美
    (脳神経内科)
  • 休診
  • 水谷 浩徳 (脳神経内科)
  • 本田 和揮 (神経精神科)

診療科等案内

お問い合わせ

診療予約は、外来予約センター

電話
096-373-5973 (平日/8:30~17:15)
FAX
096-373-5577

認知症疾患医療センター外来(B・Mブロック)

電話
096-373-5784 (平日/9:00~17:00)
担当
神経精神科特任助教 一木、
認知症疾患医療センター看護師 森田

スタッフと専門領域

平井 俊範
センター長
【兼任/病院長】
植田 光晴
教授
【兼任/脳神経内科 教授】
武笠 晃丈
教授
【兼任/脳神経外科 教授】
牧之段 学
教授
【兼任/神経精神科 教授】
藤瀬 昇
教授
【兼任/心理支援センター 教授】
中原 圭一
講師
【兼任/脳神経内科 講師】
水谷 浩徳
特任講師
【兼任/脳神経内科 特任講師】
本田 和揮
助教
【兼任/神経精神科 助教】
植川 顕
助教
【兼任/脳神経外科 助教】
本多 由美
特任助教
【兼任/脳神経内科 特任助教】
一木 崇弘
特任助教
【兼任/神経精神科 特任助教】
一美 奈緒子
特任助教
【兼任/心理支援センター 特任助教】
宮川 雄介
非常勤診療医師
【神経精神科 非常勤診療医師】
津野田 尚子
非常勤診療医師
【神経精神科 非常勤診療医師】
森田 伸子
看護師
【認知症疾患医療センター 看護師】

認知症疾患医療センターについて

認知症とは

「認知症」とは、一度発達した認知機能が、アルツハイマー病をはじめとする神経変性疾患や脳血管疾患などの影響により低下し、日常生活に支障をきたす状態を指します。日本では、団塊ジュニア世代が65歳以上となる2040年には、認知症の高齢者数が約584万2000人に達すると推計されており、高齢者のおよそ15%、すなわち6.7人に1人が認知症を患うと見込まれています。認知症は誰にでも起こりうる病態であり、その特徴や影響について正しく理解しておくことが大切です。

熊本県基幹型認知症疾患医療センターの役割

日本では高齢化の進行に伴い認知症の人の数が増え続け、令和7年には約700万人に達すると予測されています。こうした状況を受け、国は認知症施策推進総合戦略や認知症基本法を定め、医療・介護・福祉が連携した支援体制の整備を進めています。当院は令和7年4月1日付で熊本県から基幹型認知症疾患医療センターの指定を受け、県内唯一の基幹型センターとして活動を開始しました。認知症は誰にでも起こり得る病気であり、早期受診・早期診断・早期治療が非常に重要です。しかしながら、診断は初期ほど難しく、高度な検査機器と専門的知識・技術を要するため、専門医療機関での対応が不可欠です。当センターは、熊本県における認知症医療の中核拠点として、保健医療水準の向上と地域連携の推進を担っています。

  1. 専門的な鑑別診断
    当センターでは、かかりつけ医や地域の認知症疾患医療センターから紹介された患者さんに対し、診察・心理検査・画像検査を組み合わせた総合的な鑑別診断を行います。特に、若年期認知症や軽度認知障害(MCI)、特発性正常圧水頭症など診断が難しい症例については、早期に正確な診断を行い、適切な治療やケアにつなげています。診断結果を踏まえて治療方針を検討し、ご本人・ご家族に丁寧に説明するとともに、必要に応じてアルツハイマー病に対する抗アミロイドβ抗体薬など、最新の治療も提供しています。
  2. 地域連携の推進
    熊本県と協力し、認知症に関する情報発信や普及啓発活動を行い、県民の理解促進を図っています。さらに、地域包括支援センターや認知症サポート医、関係団体と連携して、地域における認知症医療・介護の体制を充実させています。事例検討会等を通じて、地域型・連携型センターを含む県内全域の認知症診療水準の向上を図るとともに、専門医・コメディカルなどを対象とした研修を実施し、人材育成にも取り組んでいます。
  3. 相談支援
    当センターでは、地域の認知症疾患医療センター、市町村、地域包括支援センター、保健所などからの相談に対応し、困難事例に対する助言や情報提供を行っています。

当院の診療体制について

当院では、脳神経内科、神経精神科、脳神経外科、画像診断・治療科の4診療科に加え、心理支援センターなどの専門部署とも連携し、診療科横断型による認知症医療を行っています。さらに、アルツハイマー病に対する抗アミロイドβ抗体薬を含めた最新の治療法も取り入れ、患者さん一人ひとりに最適な医療の提供を目指しています。


受診方法

受診にあたっての注意

  • 当院は完全予約制となっております。
  • 受診には患者さんだけではなく、可能な限りご家族の同伴をお願いしております。
  • 受診には、かかりつけ医の紹介状が必要となります。

  • 医療関係者の皆様へ

    • ご紹介の際は、当院外来予約センター(https://www.kuh.kumamoto-u.ac.jp/gairai/)よりお申込みください。
    • 診療情報提供書の宛先には「脳神経内科物忘れ外来」「神経精神科認知症外来」「認知症疾患医療センター」のいずれかをご記入ください。
    • 診療情報提供書の内容をもとに担当診療科を決定いたします。記載された診療科が担当とならない場合もございますので、あらかじめご了承ください。
    • 早急な受診が必要な場合や、初診までに長くお待たせする場合には、お住まいの地域の専門医療機関(地域拠点型認知症疾患医療センター・連携型認知症疾患医療センター)や認知症専門医をご案内することがあります。
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