災害医療に関する教育や研究を推進するセンターとして平成30年10月に新設されました。その使命は災害医療に従事する人材を養成するとともに、行政や地域医療との連携、市民への防災教育等を通して災害医療提供体制の発展に貢献することです。
文部科学省「課題解決型高度医療人材養成プログラム」に採択された「多職種連携の災害支援を担う高度医療人養成」事業の経験を活かし、令和5年度より新たな人材養成プログラムである「熊本大学履修証明プログラム 多職種連携災害支援コース」を開講しています。災害医療の研修会の企画では熊本地震や令和2年7月豪雨などの自然災害の経験を活かしています。さらに本院の防災体制や災害派遣医療チーム(DMAT)の活動支援、災害医療に関する研究の推進や情報発信を積極的に行っています。