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※ただし、祝日および当院の休診日は除きます
腎・尿路(腎臓、尿管、膀胱、尿道)と男性生殖器(前立腺、精嚢、精巣、陰茎)の悪性腫瘍 の診断・治療を柱とし、その病態に応じて手術療法・放射線療法・化学療法等の治療法を組み合わせ、集学的な最新・最善の治療を心掛けています。また、患者様のQOL を重視し、低侵襲治療として腹腔鏡手術、ロボット支援手術やその他の内視鏡手術を積極的に導入しており、癌治療だけでなく尿路結石症や腎移植にも応用しています。
前立腺癌に対しては、年齢・性機能・病理結果・病期(ステージ)等に応じて、ロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘除術(RARP)・強度変調放射線治療(IMRT)・ホルモン療法・抗癌剤治療等を行い、きめ細かな治療を心掛けています。腎癌に対しては、低侵襲治療としてロボット支援腹腔鏡下腎部分切除術(RAPN)を行っています。進行例には免疫チェックポイント阻害薬や分子標的薬を用いた最先端の薬物治療が可能です。浸潤性膀胱癌はロボット支援腹腔鏡下膀胱全摘除術(RARC)で低侵襲に摘出し、進行例は抗癌剤や免疫チェックポイント阻害薬で治療しています。既存の治療に抵抗性を示す癌に対しては癌腫を問わず癌ゲノム医療的アプローチで有効な薬剤の選択や治験への参加に結び付けられるよう努力しています。
前立腺肥大症に対しては、低侵襲手術として経尿道的前立腺核出術(TUEB) を、尿路結石症に対しては最新のレーザー破砕装置を用いた内視鏡手術(TUL/PNL) を行っており、腎盂尿管移行部狭窄症に対する低侵襲治療としてロボット支援腹腔鏡下腎盂形成術(RAPP)も2020年度から腎盂癌、尿管癌に対するロボット支援腹腔鏡下腎尿菅全摘術も2022年から開始しています。
前立腺癌、腎癌、腎盂・尿管癌、膀胱癌、精巣腫瘍、陰茎癌他
排尿障害(排尿困難、頻尿、尿失禁)をきたす疾患(前立腺肥大症、神経因性膀胱他)
慢性腎不全、先天性尿路疾患他
腎結石、尿管結石、膀胱結石
副腎腫瘍他
膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎、STD他
勃起障害
泌尿器科の検査診断法には、PSA等の腫瘍マーカーを含めた血液検査・尿検査、CT・MRI・PET 超音波・シンチ・単純レントゲン・血管および尿路造影などの画像検査、尿道膀胱尿管を観察する内視鏡検査、尿の勢いや膀胱の収縮力を測定する最新の尿流動態検査などがあります。
尿路悪性腫瘍に対しては、手術・薬物・放射線を用いた集学的な治療を行います。各種手術法は、積極的に最新の手術を取り入れています。前立腺癌、小径腎癌、浸潤性膀胱癌に対しては、ロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘除術(RARP)、ロボット支援腹腔鏡下腎部分切除術(RAPN)、ロボット支援根治的膀胱全摘除術(RARC)を行っています。腎癌、腎盂尿管癌、また浸潤性膀胱癌に対しても、低侵襲である腹腔鏡下手術を積極的に取り入れています。良性疾患である副腎腫瘍、前立腺肥大症、腹圧性尿失禁に対しては、腹腔鏡下副腎摘除術、経尿道的前立腺核出術(TUEB)などを行っています。尿路結石に対しては、内視鏡手術(TUL・PNL)を中心に行っています。性機能障害には薬物療法を行います。