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ME機器センター

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電話
096-373-7127
HP
https://www2.kuh.kumamoto-u.ac.jp/me/

スタッフと専門領域

平田 直之
センター長
麻酔科学
【兼任/麻酔科 教授】
小原 大輔
副センター長、臨床工学技士長
体外循環、補助循環、手術室業務、心臓カテーテル業務
体外循環技術認定士
大塚 勝二
臨床工学技士
血液浄化全般
透析技術認定士、アフェレシス認定技士
山下 大輔
臨床工学技士
ME機器管理業務、呼吸治療業務
呼吸療法認定技士、第1種ME技術者
吉富 晃子
臨床工学技士
体外循環、手術室業務、医療安全
体外循環技術認定士、周術期管理チーム臨床工学技士、透析技術認定士、呼吸療法認定技士
原田 大揮
臨床工学技士
心臓カテーテル業務、不整脈業務
心血管インターベーション技師

ME機器センターの特徴

「医療機器の効率的利用を促進するとともに、専門的な保守管理を実施し、もって医療の安全性および質の向上を図る」ことを目的に、平成19年1月1日「ME機器センター」が設立されました。

近年、医療の安全性や信頼性が社会問題となり、医療機器を取り巻く環境も大きく変わり、平成19年4月1日には「改正医療法;医療機器に係る安全管理のための体制確保」が、翌平成20年4月1日には「立会い規制;不適正な医療提供の是正」が続けざまに発令され、ME機器センター業務は増加の一途を辿っています。また、平成26年度の診療報酬改定により、特定集中治療室管理料1の施設基準の一つとして、専任の臨床工学技士が常時、院内に勤務していることが掲げられ、それに伴う臨床工学技士の増員も叶い、平成27年3月より交替制勤務を実施し、ICUのみならずNICU、CCU、HCUなども24時間サポートできる体制となりました。
平成30年からは、九州大学病院と連携し補助人工心臓の管理施設となったことから、患者様の外来管理にチームの一員として関与しています。平成31年からは、補助循環用ポンプカテーテル(Impella)業務にも携わっています。


業務領域

ME機器センターには現在臨床工学技士21名と医療機器操作員2名が在籍し、臨床技術提供、ME機器保守管理といった業務に加え、医師や看護師を対象とし、安全に医療機器を使用するための教育にも力を入れています。
また在籍するスタッフは、4つの部門にわかれて業務を行っています。


ME機器管理業務

  • 人工呼吸器、除細動器、閉鎖式保育器、麻酔器等の定期点検の実施
  • 人工呼吸器の中央管理と人工呼吸器ラウンド点検(日勤帯、夜勤帯、各1回)の実施
  • NICUラウンドの実施
  • 輸液ポンプ、シリンジポンプ、経腸栄養ポンプ、低圧持続吸引装置等の日常・定期点検の実施
  • AEDならびに医療ガスアウトレットの定期点検の実施
  • 医療機器安全使用のための研修会企画、ME機器センターニュース発行

手術室業務

  • 心臓血管外科手術時の人工心肺回路の組立、充填、操作
  • オフポンプ冠動脈バイパス手術やTAVI時に使用される機器の準備、操作(体外循環、IABP、自己血回収を含む)
  • 人工血管置換術、人工骨頭置換術時の自己血回収装置の準備、操作
  • 各診療科への臨床技術提供(内視鏡装置のセッティング、ナビゲーション、顕微鏡、術中神経モニタリング、レーザー、手術支援ロボット(daVinci)、RFA)
  • 手術室内の機器管理(定期点検・手術器具減菌前点検など)
  • 中央手術部で使用されるME機器の保守点検ならびに医師・看護師への取扱い説明

血液浄化業務・高気圧酸素治療業務

  • 血液透析、血液濾過、血液濾過透析等の組立、充填、操作、回収
  • 高気圧酸素治療の実施

循環器内科関連業務

  • 循環器内科への臨床技術提供(ペースメーカー植え込み、ペースメーカー外来、遠隔モニタリング、リード抜去、心臓カテーテル検査(成人・小児)、カテーテルアブレーション、TAVI、WATCHMAN)
  • 補助循環業務(IABP、ECMO、IMPELLA)
  • 補助人工心臓(LVAD)管理業務
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