2024.01.17
左から馬場秀夫 病院長、小川久雄 熊本大学長、北里英郎 北里大学名誉教授・北里柴三郎記念館館長、遠藤文夫 熊杏会会長
令和6年1月11日、北里柴三郎博士と恩師のマンスフェルト先生が描かれたブロンズ製のレリーフが、本院外来診療棟の正面玄関に設置され、除幕式を挙行しました。
式典では、熊本大学医学部同窓会熊杏会(ゆうきょうかい)の遠藤文夫会長から「医学部の後進に柴三郎先生の功績を伝えていきたい」と開式の辞が述べられ、馬場秀夫病院長の挨拶に続き、小川久雄学長や、柴三郎博士のひ孫で北里大名誉教授の北里英郎先生、レリーフ制作に尽力された二塚信熊杏会顧問から祝辞が述べられました。
レリーフには顕微鏡をのぞき込む北里柴三郎博士と、恩師で古城(ふるしろ)医学校教師のマンスフェルト先生が描かれており、熊本大学名誉教授で彫刻家の石原昌一先生が制作されました。
これは、7月発行の新千円札の肖像になる小国町出身の細菌学者、北里柴三郎博士の功績を広く知ってもらうために、熊杏会、肥後医育振興会、熊本大学医学部、熊本大学病院を中心に設置された「北里柴三郎顕彰2024年委員会」による顕彰事業「北里柴三郎記念イヤー」の第1弾となるものです。
顕彰事業「北里柴三郎記念イヤー」は今年12月まで講演会やセミナー、展示会などを開く予定です。