お知らせ

高校生の一日看護体験を開催しました

2025.08.04

 7月25日(金)に高校生が看護体験を通して、看護の魅力ややりがいを理解することを目的とした『高校生の一日看護体験』を開催しました。熊本県下の高校生38名が白衣を着用し、患者様とふれあうことで、実際の看護を体験しました。

体験を終えた感想

「一日看護体験で感じたこと」

熊本第一高等学校 3年 桑原菜々美さん

 私はNICUとGCUで看護体験に参加させていただきました。NICUでは、保育器に入った小さな赤ちゃんの姿がとても印象的で、赤ちゃんの大きさや成長段階に応じて保育器の種類が使い分けられ、細やかな医療的配慮に驚かされました。一方、GCUでは赤ちゃんとご両親が一緒に過ごす準備が進められており、面会に来ていたお母さんやお父さんに対して、看護師の方が不安や疑問に優しく丁寧に寄り添っている様子がとても心に残りました。
 看護師の皆さんは、テキパキと仕事に取り組まれている一方で、赤ちゃんやご家族には温かく接していらっしゃっていて、その姿に「かっこいいな」と心から感じました。また、GCUには保育士の方もいて、ミルクを作る姿など、さまざまな職種の方々がチームで赤ちゃんとご家族を支えていることに感動しました。実際に赤ちゃんを抱っこさせていただき、命の重みと温かさを実感することができました。貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。


講演する厚生労働省の大島事務次官
GCUにて体験中の熊本第一高等学校3年生 桑原菜々美さん