人とのつながりを
―患者様とご家族を、地域医療で支え合い、支援してまいります―
地域医療連携センターは、患者様が安心して適切な医療を受けられるよう、地域の医療機関や介護・福祉施設との橋渡しを行う窓口です。かかりつけ医の先生方と連携しながら、必要に応じて当院で専門的な検査や治療を行い、その後は再び地域での診療へとつなぐなど、切れ目のない医療の提供を目指しています。
近年、医療を取り巻く環境は大きく変化しており、高齢化の進展とともに、複数の疾患を抱える患者様や、医療と介護の双方を必要とされる方が増えています。このような状況の中、ひとつの医療機関のみで完結するのではなく、地域全体で患者様を支える「地域完結型医療」の重要性は、ますます高まっています。
当院では、2000年に地域医療連携センターを設立し、医師、専従看護師、医療ソーシャルワーカー、事務補佐員が一体となって業務を担っています。これまで、吉村博幸教授(2000~2002年度)、冨田公夫教授(2003~2005年度)、片渕秀隆教授(2006~2017年度)、野坂生郷教授(2018~2019年度)、宇宿功市郎教授(2020年度)、武笠丈晃教授(2021~2025年度)がセンター長を歴任し、2026年度より私がその任を担っております。 当センターでは、入退院支援や医療相談への対応を通じて、患者様とご家族の不安軽減に努めるとともに、地域の医療機関の皆様との円滑な連携を支援しています。また、顔の見える関係づくりを大切にし、情報共有や意見交換の機会を積極的に設けることで、より質の高い医療提供体制の構築に取り組んでいます。
さらに、2025年6月には管理棟1階へ移転し、入院前支援の拡充とサポート体制の強化を目的とした「患者サポートステーション」を開設いたしました。外来診療から入院治療、退院後の在宅療養や関連施設での生活、リハビリテーションに至るまで、患者様とご家族を継続的に支援してまいります。
今後も、かかりつけ医をはじめとする地域の医療機関との連携を一層強化し、患者様とご家族が安心して医療を受けられる体制の構築に努めてまいります。












