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熊本大学病院 熊本県がん診療連携拠点病院お問い合せ/ご意見
 

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熊本大学病院
〒860-8556
熊本市中央区本荘1-1-1
TEL:096-344-2111(代表)


センター長挨拶

がん診療センター長 松岡雅雄 我が国のがん対策として、2006年に、「がん対策基本法」(2007年施行)が制定され、この法律の規定に基づいた「がん対策推進基本計画」が作成されております。2023年には第4次がん対策推進基本計画も作成され、さらに総合的ながん医療対策が取り組まれています。

 がん診療連携拠点病院は、全国どこでも質の高いがん医療の提供ができるように整備され、熊本大学病院は2016年(平成18年)に厚生労働大臣より都道府県がん診療連携拠点病院として指定されました。現在もがん治療の中心的な役割を担っております。いまや一生涯のうち2人に1人はがんを罹患する時代と言われ、決して珍しい病気ではなくなってきております。その中で集学的かつ専門的ながん医療を提供し、地域連携として協力する体制を構築し、さらには患者さんやご家族に対する相談支援、情報提供を充実するよう努めております。そのような取り組みのもと当センターは、外来化学療法センター、がん相談支援センター、がん登録センター、緩和ケアセンター、がんゲノムセンターの5センターを設置し、さらなるがん診療の質の向上を目指して活動しております。また熊本県にある国指定の6つの地域がん診療連携拠点病院、さらには県指定の14のがん診療連携拠点病院とも連携をして、多様化、進歩するがん診療が提供できるように取り組んで参ります。

 また、熊本県がん対策推進計画に基づき、がん診療連携協議会を設置しており、薬物療法部会(部会長 野坂)、がん診断部会(部会長 三上教授)、放射線療法部会(部会長 大屋教授)、相談支援・情報連携部会(部会長 武笠教授)、緩和ケア部会(部会長 吉武教授)、がん登録部会(部会長 中村教授)があり、地域でのがん診療連携の情報提供、あるいは専門職の育成なども含め、活動を行っていただいております。

「熊本県がん対策推進計画の体制」

※熊本県がん診療連携協議会は熊本大学病院に設置された会議で、下部組織に「がん診断部会」、「薬物療法部会」、「放射線療法部会」、「緩和ケア部会」、「相談支援・情報連携部会」及び「がん登録部会」の6部会が置かれ、がん医療均てん化に向けた活動に取り組んでおります。

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