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研究課題:
熊本県の緩和ケアチームに関する課題を明らかにする
―熊本県緩和ケアチーム研修のアンケートやワークシートによる分析―
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本研究の実施体制:
研究責任者:安達美樹(看護部 緩和ケアセンター 看護師長)研究計画書作成、データ収集・分析、論文作成
研究分担者:吉武淳(緩和ケアセンター教授)データ分析
:森枝悟(緩和ケアセンター特任助教)データ分析
高野いづみ(緩和ケアセンター 副看護師長)データ分析
坂口まみ(緩和ケアセンター 看護師)データ分析
松下留美(緩和ケアセンター事務)データ収集
手嶋優太(医療サービス課 事務)データ収集 |
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本研究の目的及び意義:
都道府県内で適切な緩和ケアが提供されるためには都道府県内の各医療機関において、正しい知識と技術に基づく緩和ケアが提供される体制の整備が求められています。整備のため当院緩和ケアセンターは都道府県がん診療連携拠点病院として地域の医療に目を向け、地域の状況を把握しどのような対策に取り組むべきか検討していくことが期待されています。しかしこれまで各がん診療連携拠点病院19施設(以下拠点病院)の緩和ケアに関する自施設や地域との連携に関する問題など共有する機会がなく熊本県内の緩和ケアの課題を把握することが難しい状況でした。このような現状から当センターは、各拠点病院の緩和ケアチームが抱える問題の共有や取り組みを見出すため緩和ケアチーム研修を企画し2020年2月と11月に研修を実施しました。研修のアンケートや各施設が研修後提出したグループワークの内容を分析することで、熊本県の緩和ケアに関する課題があきらかになると考えています。課題が明らかになることで今後課題に沿った研修企画や実施は熊本県の緩和ケアの質向上につながると考えています。 |
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研究の方法:
2020年2月熊本県緩和ケアチーム研修に参加した18施設の緩和ケアチーム、2020年11月に熊本県緩和ケアチーム研修に参加した17施設に実施したアンケートの結果および研修時のグループワークの記録をもとに、みなさんが課題と感じていたことを抽出します。 |
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研究期間:
大学院生命科学研究部長(病院長)承認の日 から 西暦2023年3月31日まで |
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試料・情報の取得期間:
2020年2月11日、2020年11月1日に開催した熊本県緩和ケアチーム研修会のアンケートやグループワークの記録からデータを取得します。 |
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研究に利用する試料・情報:
2020年2月11日、2020年11月1日に開催した熊本県緩和ケアチーム研修会アンケート、各施設グループワークの記録 |
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個人情報の取扱い:
アルファベットを使用し個人や施設が特定されないように匿名化します。アンケートやグループワークの内容、分析したデータはエクセルファイルもしくはワードに入力しパスワードを設定し緩和ケアセンターの外部と接続できないパーソナルコンピューターに保管します。パーソナルコンピューターは施錠できるロッカーに保管します。入力が終了した紙媒体は直ちにシュレッダーをし廃棄の際は復元できないように削除します。 |
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研究成果に関する情報の開示・報告・閲覧の方法:
研究の成果は学会発表や学術雑誌への論文投稿、当院ホームページで報告します。本研究から得られた情報に関し学会発表・学術論文等の資料として用いる場合も個人が特定できないよう慎重に配慮しプライバシーの保護に努めます。 |
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利益相反について:
本研究に関わる研究者において、本研究に関する研究費等の利益相反申告事項はございません。また、本研究の利害関係については、熊本大学大学院生命科学研究部等臨床研究利益相反審査委員会の承認を得ております。 |
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本研究参加へのお断りの申し出について:
研究にご自分の情報を使用してほしくないと思われる場合は、下記の問い合わせまでお申し出ください。情報を一切使わないように致します。お断りをされても不利益を被ることは一切ございません。 |
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本研究に関する問い合わせ:
熊本大学病院 緩和ケアセンター
安達美樹
096-373-5637
miki-adachi@kuh.kumamoto-u.ac.jp
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