熊本大学病院 連携病院長懇談会

熊本大学病院長 馬場秀夫

会長挨拶

熊本⼤学病院 連携病院⻑懇談会は、県内唯⼀の特定機能病院である本院と連携病院・医療機関の⻑が、さまざまな医療情報を共有し、地域のニーズに応じて相互に連携・協⼒し、親睦を図る目的で、平成25年に設⽴されました。現在、本会の趣旨にご賛同いただき会員になられている医療機関は165施設であり、看護師や事務スタッフで構成する部会も⽴ち上げ、積極的に⼈事交流を進め、医療ネットワークの構築をしております。

 熊本⼤学病院の理念は「⾼度な医療安全管理によって、患者本位の医療を実践し、医学の発展及び医療⼈の育成に努め、地域の福祉と健康に貢献する」ことでありますが、地域医療の中で最後の砦としての役割を担っているため、本会の会員の皆様⽅が⼤学病院に求める要望に真摯に応えることができるよう、本会の連携を今後も強化して参る所存です。

 特に診療⾯においては、熊本県地域医療連携ネットワーク構想に基づく”くまもとメディカルネットワーク“を県及び医師会、更に本会の会員の先⽣⽅と連携し推進することで、患者中⼼の質が⾼く、安心安全な地域医療サービスを提供したいと考えております。

 また、⼤学病院は⾼度な先端医療の臨床教育拠点として、専門知識・技能、国際的視野を有し、未来型社会や地域医療で活躍できる医療⼈を養成するとともに、超⾼齢化、新興感染症、激甚災害など急激な医療ニーズの変化に対応できる医療⼈を育成し、本会を通じて地域医療を⽀えるための⼈的交流や⽀援を積極的に⾏っていきたいと考えています。

 熊本はこれまで熊本地震、豪⾬災害、新型コロナ感染症の蔓延という事態を経験して参りましたが、個々の医療機関でできることは限られており、今後益々本会の連携を強化することにより、オール熊本で医療体制の更なる整備を推進して参りたいと思います。会員の皆様⽅には、どうかご理解とご⽀援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

令和6年4⽉
熊本大学病院 連携病院長懇談会 会長
熊本大学病院長 平井俊範

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熊本大学病院連携病院長懇談会(以下「本会」という。)は、熊本大学病院(以下「本院」という。)に関連する医療機関と本院が、地域医療の充実のために相互の交流と親睦を深めるとともに、その連携を密にし、本会の発展に寄与することを目的とする。

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