8月２６日（水）、当院職員１名から新型コロナウイルスの陽性が確認された事案につきましては、入院および外来の患者様をはじめ本院をご利用される全ての皆様、ならびにその家族の皆様に多大なご心配をおかけすることとなり、心よりお詫び申し上げます。

　第１報でお知らせしましたように、患者様との濃厚接触はありませんが、接触の可能性を有する患者様には、個別に連絡させていただき、PCR検査と健康観察状況にも問題がないことを確認し、外来・入院診療は通常通り行っておりますので、ご報告いたします。

　今後も感染防止対策には、万全を期して参りますので、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

2020年9月23日　熊本大学病院長
谷原　秀信

　8月26日（水）、新型コロナウイルスPCR検査で本院の医師1名の陽性が判明いたしました。入院および外来の患者様をはじめ本院をご利用される全ての皆様に対して多大なご心配をおかけする事態を招き、心よりお詫び申し上げます。

当該職員は、８月25日（火）に発熱があったため、翌日26日（水）にPCR検査を行ったところ、感染が確認されました。

　当該職員の発症2日前からの本院における行動は、8月23日（日）は、診療に従事しておりませんでした。
　8月24日（月）は、病棟で勤務しておりました。従事するにあたりマスクを着用し、必要時は使い捨て手袋の装着、手指消毒を実施しておりました。外来での診療は行っておりません。
　8月25日（火）は、検温で平熱を確認し、朝から手術に従事し、手術室退室後、発熱があったため、帰宅しています。
　感染経路については不明です。
　上記の経緯から、8月27日（木）は、手術室の使用を中止し、手術室を含む病院全体の消毒作業を行いました。
　熊本市保健所と相談したところ、当該職員は適切な感染防御を行っており、患者様との濃厚接触者は認めておりません。接触の可能性がある患者様においては、感染の可能性は低いと考えられますが、すでに個別に連絡の上、PCR検査を実施・予定しております。なお、接触のあった職員を含めて125名に対してPCR検査を実施し、すべて陰性であったことを確認しております。
　濃厚接触者がなく接触のあった職員への拡大感染がないことから、熊本市保健所と相談し、外来・入院診療は通常通り行うことといたしました。ただし、該当する診療科においては、診療を一部制限します。

　今後、職員の健康確認、手指消毒など感染対策の実施をこれまで以上に慎重に行う所存であります。また、従来より実施している入院患者様への面会禁止措置を継続するほか、入館制限、院内消毒の徹底など感染対策の更なる強化にも努めて参ります。何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

　今後、診療体制に変更があった場合は、改めてお知らせいたします。

2020年8月27日　熊本大学病院長
谷原　秀信

□報道機関からの問い合わせ
　病院事務部総務課
　電話　096－373－5902

□患者様の診療等に関することにつきましては、
　こちらのページを御確認ください。