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緩和ケア病床に紹介となった心肺蘇生術後の事例とDNARの検討

平成28年5月01日

 平素より臨床研究に多大なご理解とご協力を賜り心から御礼申し上げます。当院では、心肺蘇生術後に当院緩和ケア病床に転棟された患者様を対象に意志決定支援を目的とした心肺蘇生不要指示(Do Not Attempt Resuscitation; DNAR)に関する調査を行います。
 本臨床研究は、心肺蘇生不要指示に関する現状と誤解している事項を明らかにすることにより、正しい緩和ケアの知識を普及・啓発することを目的としています。本臨床研究の目的・意義に関し、ご質問・ご相談がある一般の方は、遠慮なくご連絡ください。

研究課題:
緩和ケア病床に紹介となった心肺蘇生術後の事例とDNARの検討
研究責任者:
熊本大学大学院生命科学研究部麻酔科学分野 教授 山本達郎
背景:
終末期医療のみならず心肺蘇生術を含めたAdvance Care Planning(事前指示)の重要性が強調されている。近年、意思決定支援を勧める社会的な世論が大きくなってきており、医療関係者も一般国民の希望を尊重した医療の提供と、そのための社会的体制が進行しつつある。
目的:
心肺蘇生不要指示等の意思決定支援に関係する現状と課題を明らかにする。
方法:
心肺蘇生術後に蘇生に成功し、平成当院緩和ケア病床に転棟・入院した患者様3名を対象とします。入院記録に記載された患者様の医学的・社会的背景を比較検討します。その結果を解析し、今後の熊本県における意思決定支援の改善につながる市民教育・緩和ケア等の普及啓発活動を検討します。
調査期間:
平成23年1月〜平成27年12月
調査項目等:
現病歴、既往歴、蘇生処置の内容、転機、事前指示書の有無、事前指示計画の有無、蘇生不要指示の有無、キーパーソン、生命予後予測、経口摂取の可否、Performance Status
倫理的配慮:
調査結果は、個人が特定できないようにしプライバシーを厳守します。本研究から得られた情報に関し学会発表・学術論文等の資料として用いる場合、個人が特定できないよう慎重に配慮し暗号化・プライバシーの保護・匿名化に努めます。得られた資料は研究終了後に全て破棄します。
利益相反について:
本研究に関わる研究者において、本研究に関する研究費等の利益相反申告事項はございません。また、本研究の利害関係については、熊本大学大学院生命科学研究部等臨床研究利益相反審査委員会の承認を得ております。
その他:
研究対象者等への経済的負担又は謝礼はございません。
連絡先:
 研究対象者等及びその関係者からの相談等への対応
本研究の実施責任医師:
 吉武 淳(熊本大学医学部附属病院緩和ケアセンター)
 平日午前9時から午後17時まで:
    096−373−5637(緩和ケアセンター)
 平日午後17時から午前9時・土日祝日:
    096−373−7431(東病棟8階 緩和ケア病床)

 

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