絆、繋がり
―患者様とご家族を地域医療で支え合い、サポートして参ります―

現代の医療においては、予防、診断、治療内容が多種多様化してきており、医療現場においては病院機能の役割分担が求められ、すべてのことを一つの病院で完了することが難しい時代になって参りました。このように多様化する医療の中で、連続性のある繋がりを実現することが大切となっております。そこで、私共は、地域を一つの繋がりのある医療提供集団として考えて、院内・院外の様々な職種の方々と連携しながらチーム医療を行うことで、患者様が安心して受けられる医療をお届けできればと思っているところです。そして、このような連携活動が円滑に進むように支援するのが、「地域医療連携センター」の大事な役割となります。

本院では、2000年に「地域医療連携センター」が設立され、吉村博幸教授(2000 -2002年度)、冨田公夫教授(2003-2005年度)、片渕秀隆教授(2006-2017年度)、野坂生郷教授(2018-2019年度)、宇宿功市郎教授(2020年度)がセンター長を歴任、2021年度より私がセンター長として運営を行っております。現在は外来診療棟1階の地域医療連携センターにおいて、医師、専従看護師、医療ソーシャルワーカー、事務補佐員で業務を行っております。また、熊本県がん連携サポートセンター、がん相談支援センターとは密に連携をとりながら活動を行っております。

大学病院と地域の医療機関などをつなぎ、患者様に安心して医療を受けていただけるよう、またご家族のご支援も受けつつ、皆さまをサポートしていくことができるようになればと考えております。

是非、これからも地域医療連携センターをご活用いただければと存じます。


センター長




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