拠点病院の概要と事業について

肝疾患診療連携拠点病院の概要

 厚生労働省が発した、肝疾患診療体制の整備に関する通知では、各都道府県内において良質かつ適切な医療を受けるためには、地域の医療機関における肝疾患診療の向上、均てん化を図る必要があるとされています。そのため、各都道府県に原則一ヶ所ずつ、肝疾患診療連携拠点病院を選定し、当該病院を拠点として他の専門医療機関と連携しつつ、診療体制の構築を進めていくことが望まれる、という方針が定められました。
この方針に基づき、熊本県から本院に対し、肝疾患診療連携拠点病院に指定することの協力要請があり、この要請に応え指定を受諾したものです。

肝疾患診療連携拠点病院の事業

肝炎を中心とする肝疾患に関する以下の機能を有する医療機関を、熊本県肝疾患診療ネットワーク(※)の中心的役割を担う医療機関として、県が指定するもの。
厚生労働省の通知に基づき、原則として、各都道府県にひとつ設置される。

  1. 医療情報の提供
  2. 肝疾患の専門医療機関に関する情報の収集や提供
  3. 医療従事者や地域住民対象の研修会・講演会の開催、相談支援
  4. 肝疾患の専門医療機関との協議の場の設定(肝疾患診療連携拠点病院連絡協議会)
  5. 肝がんに対する集学的治療が実施可能な体制の確保

(※)熊本県肝疾患診療ネットワークについて

 肝炎インターフェロン治療をはじめとする肝疾患診療全般について、患者の方々の利便性を確保しつつ、質の高い医療を提供するため、専門医とかかりつけ医の連携による診療体制を構築するもの。
 なお、拠点病院と共に当該ネットワークを構成する専門医療機関については、平成21年5月13日(水)開催の熊本県肝炎対策協議会において指定基準を決定後、該当医療機関の申請に基づき順次指定を行った。

熊本県肝疾患診療ネットワーク イメージ図

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