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東北関東大震災で被害を受けた地域への医療支援のため、平成23年3月18日(金)、本院から医師2名、看護師2名、管理要員2名からなる災害派遣チーム第1次グループが出発しました。当グループは3月19日(土)宮城県仙台市にある東北大学病院へ到着し、同病院指揮の下、石巻赤十字病院及び周辺地域の避難所等において医療活動に従事した後、3月22日(火)に帰院しました。
翌23日(水)、被災地の現状や医療活動の状況等について、院内で情報の共有化を図るため、第1次グループによる報告会を開催しました。
冒頭に参加者全員で震災の犠牲者に黙祷を捧げた後、猪股 裕紀洋 病院長から派遣チームへ慰労と感謝のことばが述べらました。
続いて 谷口 功 熊本大学長から、被災者への哀悼の意と、大学として今後被災地にできる限りの協力をしていく決意が語られました。
第1次グループのリーダーである角田 等 特任准教授から、被災地の現状等について、スライドを用いて説明がありました。現地の事前情報と実際の状況との違いや、通常の診療業務との違い、避難所等の状況等について説明があり、「今後は被災者への心のケアが重要になってくる。また、現地で活動する医療者にも、相応の精神的ストレスがかかるので、気をつけてほしい。」とのアドバイスがありました。
被災地の惨状を目の当たりにした参加者は、少しでも被災地の方々の役に立ちたいという思いを強め、医学部附属病院は今後とも可能な限りの医療支援を行うことで結束を固めました。 |
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冒頭で犠牲者に黙祷を捧げる職員 |
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派遣チームへ慰労と感謝のことばを
述べる猪股 裕紀洋 病院長 |
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谷口 功 熊本大学長による挨拶 |
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角田 等 特任准教授の活動報告 |
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