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 鳥インフルエンザとヒトインフルエンザについて

平成26年4月13日に、球磨郡多良木町の養鶏農場(ブロイラー)で飼養されている鶏について、鳥インフルエンザの疑似患畜であることが確認されました。このウイルスは、ヒトの季節性インフルエンザとは感染症法上で区別されています。
鳥インフルエンザは、現在まで、インドネシア、ベトナム、タイ等、東南アジア、および中国でヒトでの発症が散発していますが、人口比としては非常に少ない患者数です。また、ヒトからヒトに感染することは確認されていません。
したがって、鳥インフルエンザがヒトで流行することはありません。仮に、鳥インフルエンザに感染があった場合、インフルエンザの薬(ノイラミニダーゼ阻害薬:ラピアクタ点滴、タミフル内服、リレンザ吸入、イナビル吸入)で治療が可能です。
なお、ヒトへの感染は、主に生鳥マーケットへの立ち入りや病鳥の調理などの濃厚接触により、その体液や排泄物を吸飲したり、生肉を接触することで起こると予測されています。しかし、十分に加熱処理された鶏肉や、鶏卵からの感染はみられていません。
鳥インフルエンザの詳細や今後の状況等につきましては、下記のホームページをご参照下さい。

熊本県ホームページ

国立感染症研究所ホームページ

厚生労働省ホームページ

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