台湾国立成功大学病院と学術交流協定を締結

【写真】協定を締結した、左から国立成功大学病院の楊俊佑病院長、熊本大学医学部附属病院の谷原秀信病院長、大学院生命科学研究部の竹屋元裕研究部長

2014.02.27

平成26年2月27日、熊本大学医学部附属病院及び大学院生命科学研究部は、台湾の国立成功大学病院との間における学術交流協定の調印式を行いました。この協定は、認知症に関しての共同研究や人材交流を進めるためもの。台湾では日本と同様に高齢化が進んでおり、認知症患者への対応が課題となっています。そのため、「熊本モデル」と呼ばれる医療機関の県内ネットワークを持つ熊本大学医学部附属病院に台湾国立成功大学病院が協力を求め、それに応える形で学術交流協定が実現しました。

調印式では、両大学の参加者から出席者及び各大学の特色について紹介があった後、国立成功大学病院の楊病院長と熊本大学医学部附属病院の谷原病院長、大学院生命科学研究部の竹屋研究部長による協定書への署名が行われました。

また、翌日にはシンポジウムが開催され、認知症医療等についての両大学からの発表とともに、活発な意見交換が行われました。

今後は病院・大学間で認知症に関する共同研究などを実施し、互いの得意分野を生かし、交流を進めていく予定です。